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群馬っ子に届ける、まだ知らない群馬のピース

弊社は、群馬県の市区町村を立体的なピースとして再現した「群馬県パズル」を構想から制作、普及まで一貫して手がけています。本製品は、市区町村の形状を忠実に再現し、組み合わせることで群馬県全体を完成させることができ、遊びながら自然に地理的理解を深められるようにしました。机上の企画に留まらず 、社員が県内の観光地や穴場を訪ねて情報を収集し、試作品段階から繰り返し試遊を行い、形状や手触り、情報の見やすさに徹底的にこだわりました。素材は当初木材やプラスチックを検討していましたが、耐久性・加工性・コストの面で最適だという専門的かつ力強いご助言をいただき、その判断を重視してアクリル樹脂を採用し、前橋市の「小川プラスチック工芸」様と連携することにしました。製造時に生じる端材を活用することで、コスト削減と環境負荷の低減も実現しました。パズルの余白には主要都市や観光名所、歴史や文化の情報を掲載し、各ピースと連動させて群馬の魅力を楽しく学べるようにしました。学生の視点を活かして、事業を通じて、小中学生に郷土愛と誇りを育て、将来の U ターンや地域定着を促進し、人口流出の抑制や文化継承、地域活性化に貢献します。

  現在 1

 
活動期間2025/05/01〜2026/03/31
活動人数5
チーム名Crowd Pegasus
業種  卸売・小売業
事業目的弊社は、群馬県に若い世代の定着を促し、群馬県の地域活性化をはかることを目的としています。近年、群馬県内の 18 歳~24 歳を中心とする若年層では進学や就職を機に毎年多くが県外に流出しており、大都市圏への転出超過が続いています。そのため弊社は、幼い頃から郷土である群馬県への愛情を育む機会を増やすことで、群馬の魅力を感じてもらい、将来的に「地元で暮らしたい」という意識に繋げていきたいと考えています。
事業紹介群馬県の各市区町村をピースとし、余白部分に魅力や情報を載せた群馬県パズルを作成します。小中学生を中心とした児童を対象に、遊びながら群馬のことを楽しく学べる機会を創出し、まだ知らない魅力を伝えます。
対象顧客 本事業でのターゲットは、小中学生を直接の利用者としながらも、実際の購入・導入を担うターゲットは「保護者」と「教育機関」としています。保護者にとっては、子どもが遊びを通じて郷土の魅力を学び、学習的効果と地域理解を同時に得られる点が大きな価値となります。一方、教育機関にとっては、授業や課外活動で活用できる教材として使いやすく、地域学習やふるさと教育に直結します。人口流出や地域活性化といった社会課題は子ども自身だけでなく家庭や学校の教育姿勢にも左右されるため、親や教育機関にアプローチすることで、子どもたちの郷土愛を効果的に育み、持続的な地域貢献へとつなげていくことを目指しています。
優れた点弊社の商品の優れた点は2つあります。1つ目は、群馬の地理的感覚をパズルに触れながら学ぶことで身につけられるという点です。デジタル化が進む現代では、パズルをアプリやゲームを通して楽しむことが一般的になってきています。しかし、実際にピースを手に取り、形や質感を感じながら組み合わせていく過程には、デジタルでは味わうことのできない魅力があります。少しずつ完成図が見えてくる達成感は、集中力や想像力を刺激するとともに、遊びながら学ぶ感覚で群馬への関心の向上も期待できます。2つ目は、対象顧客を子を持つ親や教育機関に絞ることで、小中学生が郷土愛を育むきっかけをつくり、将来の「自分のふるさとで暮らしたい」という意識の芽生えにつながるという点です。群馬県では、進学や就職を機に若者が県外へ流出する傾向が続き、人口減少や高齢化が進行しています。特に、18~24歳の転出超過は問題視されており、将来的な地域の担い手不足が懸念されています。郷土の魅力を学びながら楽しむことができる「群馬県パズル」を通して、自然に地理や魅力を知る仕掛けを提供し、地域の課題解決や活性化を目指すことにも繋がります。
広報戦略弊社の広報戦略は、SNSの活用と教育機関・地域施設への展開を中心に行います。まずSNSでは、遊びながら群馬県について学べる「群馬県パズル」の魅力を保護者に向けて広く発信します。Instagram、X(旧Twitter)、Facebookなど複数のプラットフォームに公式アカウント「Croud Pegasus」を開設し、定期的に投稿を行います。投稿内容は、制作の裏側や商品の外装デザイン、遊び方、学習効果、子どもたちが実際に遊んでいる様子など、視覚的に楽しめる情報を中心に発信していきます。次に、教育機関や公共施設への展開として、実際に学校や図書館へ売り込み、教育関係者への認知拡大を目指します。地域の学習環境や子どもたちの教育活動に役立ててもらえるよう、教材としての活用を提案し、継続的な利用につなげていきます。このようにSNSと教育現場・地域施設の両面から広報を展開することで、「群馬県パズル」の認知度を高め、幅広い層への利用促進を図ります。そして、地域社会や子どもたちの学びに貢献してまいります。
提供(販売)方法本商品は、本屋や道の駅など、ファミリー層が多く訪れる場所で手に取れるよう販売します。各店舗に部分体験型コーナーとして設置し、ピースを実際に手に持って触れられる見本を置くことで、組み立ての楽しさやサイズ感、質感を直感的に体験できる工夫を施します。触れることで商品の面白さや遊び方がすぐにわかるようにします 。また、完成サンプルの魅せ方にもこだわり、簡単な説明も並べ、組み合わせ方や遊び方を直感的に理解できるようにします。この体験型コーナーでは、遊びながら自然に購入意欲を高める工夫施します 。これにより、商品そのものの楽しさだけでなく、群馬の魅力や地域の個性を同時に体験できる空間を作り上げます。さらに、教育機関向けには、学校での学習教材や体験授業として活用できる提案を行い、授業のテーマに沿った使用例やカリキュラムの一部として取り入れる方法を具体的に提案していきます。例えば、地理や歴史の授業での活用案、ワークショップ形式の体験授業の提案、教材としての貸出サンプルの提供などです。具体例を示すことで、教師や教育担当者に「授業で使いやすく子どもたちに喜ばれる」と納得してもらい、購入に繋げます。

所属団体

共愛学園前橋国際大学 1年
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