facebookでシェアする
ログイン

伊勢崎銘仙を知らないなんてもったいない!

弊社は、群馬県の伝統工芸品である「伊勢崎銘仙」を若い世代に広め、次の世代へ繋いでいくことを目的に活動しています。伊勢崎銘仙は、大正から昭和初期にかけて流行した絹織物で日本女性の10人に1人が着ていたと言われています。鮮やかな色彩と独特な幾何学模様が特徴です。ですが、洋装化に伴う需要減少や職人不足により織ることができない現状があります。弊社は、これまでの銘仙プロジェクトにはない学生独自の柔軟な発想を取り入れ伝統を新しい形に進化させて繋いでいきます。銘仙の魅力を若い世代に伝えるため、「かわいい」「おしゃれ」と感じるデザインを通して身近に感じ、日常に取り入れやすい商品を開発します。日常の気軽な会話のきっかけやSNS発信を通して伊勢崎銘仙が広がる仕組み作りを行っています。また、銘仙プランナーや専門家と協働し、伝統技法を学びながら、SNSや体験型ワークショップ、地域イベントなどを通じて若者ならではの発信力で魅力を広めています。幼児から大学生、さらには大人まで、世代ごとに異なるアプローチで関心を高めます。弊社は、伝統文化を世代に合わせた形で未来へと受け継いでいきます。

  現在 355

 
活動期間2024/05/01〜2026/03/31
活動人数6
チーム名がんとぶ。
業種  卸売・小売業
事業目的弊社は、群馬県の伝統工芸品である「伊勢崎銘仙」を若い世代に広め、次の世代へ繋いでいくことを目的に活動しています。伊勢崎銘仙は鮮やかな色彩と独特な幾何学模様が特徴で、「併用絣(へいようがすり)」という技法で織ることは伊勢崎市のみでしかできないものでした。ですが、需要減少や職人不足により織ることができません。今の限りある銘仙だけでは次の世代へ繋いでいくことが難しい現状を弊社が新しいかたちで繋ぎます。
事業紹介弊社は、若い世代が馴染みのない伊勢崎銘仙を馴染みのあるものへと変え、次の世代へ繋いでいくことを目的に活動しています。これまでにはない学生独自の柔軟な発想を取り入れ伝統を新しい形に進化させます。
対象顧客「伝える世代」と「学ぶ世代」の二つの若い層に向けて取り組んでいます。伝える世代である中高生・大学生は、日常の会話中で銘仙を広める力を持っています。ワークショップや商品開発を通して銘仙に触れ、「かわいいね」「それどこで買ったの?」といった会話から広がっていくことを期待しています。SNSなどでの発信に加え、日常のコミュニケーションを通じて伝統をつなぐきっかけを生み出します。一方、学ぶ世代である幼稚園児や小学生には、五感で体験し、心に残る形で銘仙の魅力を伝えます。幼い頃から触れることで地域の伝統を身近に感じ、将来も「地元の誇り」として覚えてもらうことを目指します。
優れた点弊社の優れた点は主に二つあります。一つ目は、地域の方々や専門家との連携による実践的な活動です。銘仙プランナーの珠代さんから伊勢崎銘仙の歴史や技法、柄の意味などを学び、正しい知識をもとに魅力を発信しています。また、「伊勢崎銘仙の店華々」さんと提携し、商品開発におけるアドバイスや物品提供を受けながら、より多くの人に手に取ってもらえる商品づくりを行っています。さらに、伊勢崎市地域おこし協力隊のカイセさんの協力を得て、地域イベントやワークショップに多数参加し、幅広い世代と直接関わりながら活動を続けています。 二つ目は、若い世代の新しい発想で伊勢崎銘仙を伝え、次の時代へ繋げていく取り組みです。中高生や大学生など情報発信力の高い層を中心に、SNSやイベントを通じて銘仙の魅力を広めています。また、子ども向けの体験型ワークショップを実施し、幼い頃から銘仙に触れることで、地域文化を自然と記憶に残すきっかけをつくっています。若い世代ならではの柔軟なアイデアや新しい視点で、伝統を現代のライフスタイルに合った形で再発信し、銘仙を「残す」だけでなく「進化させていく」点が本事業の大きな強みです。
広報戦略本事業では、SNSを中心とした情報発信と、体験を通じたリアルな広報活動を組み合わせ、伊勢崎銘仙の魅力を効果的に広げていきます。Instagramでは、活動やワークショップの様子を定期的に発信し、写真や動画を通じて若者にも親しみやすく伝えます。また、提携先である「伊勢崎銘仙の店華々」や、地域イベントに協力してくださる方々のSNSでも情報を共有し、相互発信による拡散力を高めます。 さらに、ワークショップやイベントなど、実際に“見て・触れて・体験できる場”を増やすことで、体験型の広報効果も高めています。商品にはガチャガチャ販売やオリジナルステッカーなど、思わず友人にシェアしたくなる仕掛けを取り入れ、SNSでの拡散を促進します。このようにオンラインとオフラインの両面からの発信により、若者を中心に伊勢崎銘仙の認知拡大と共感の輪を広げ、地域の伝統を次世代へ繋げていきます。
提供(販売)方法伊勢崎銘仙の魅力を広く届けるために、「地域イベントでの体験出店」と「商品の販売」の二つの方法で展開します。体験出店では、地域イベントや学校などに出店し、参加費500円で銘仙柄を使った作品づくりを体験でき、制作を通して銘仙の魅力を感じていただけます。地域おこし協力隊や銘仙専門店と連携し、実際の銘仙生地を使用した体験を通して、伝統と地域をより身近に感じられる場をつくります。一方、商品の販売では、ワークショップに参加できない方や、日常で銘仙を楽しみたい方に向けて、オリジナルのステッカーキットや雑貨を提供します。雑貨はガチャガチャ形式で販売し、“何が出るか分からない”ワクワク感を演出しステッカーキットは本の形にすることで開く瞬間のときめきを大切にしています。体験で「触れる」、商品で「楽しむ」の二つの側面から、若い世代が自然に伝統文化へ関心を持つきっかけを生み出していきます。

関連資料

広報サイト

所属団体

共愛学園前橋国際大学 (複数学年)
ホームページ