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マイボトルの時代へ!ドリンクバー式自動販売機

2050年には、海の中のプラスチック量が魚の量を超えるといわれています。これを食い止めるため、私たちは『ペットボトルが当たり前』という意識を変えることを目的としました。その実現には、マイボトルの利用をさらに広めることが欠かせません。そこで、マイボトルや有料の紙カップでしか飲めない“ドリンクバー式自動販売機”を考案しました。こうした仕組み自体が、人々の意識を変えるきっかけになると考えています。将来的には学校や公共施設に導入し、環境に配慮した行動が“特別なことではない”社会を目指します。

  現在 931

 
活動期間2025/07/01〜2026/03/31
活動人数5
チーム名Motto+〔もっとプラス〕
業種  卸売・小売業
事業目的私たちは『ペットボトルを使うのが当たり前』という考え方を変えることを目的としています。 生きものが安心して暮らせる環境を守るためには、私たちが使うプラスチック、とくにペットボトルを減らすことが欠かせません。 この自動販売機を通して、社会全体でマイボトルを使う流れを広げ、『ペットボトルは緊急用』という新しい価値観を広めたいと考えています。
事業紹介私たちはSDGs14番『海の豊かさを守ろう』をテーマに、身近な自動販売機に注目しました。ペットボトルを減らしながら、生活の質も高める“新しい自動販売機”を通して、環境にやさしい社会づくりに挑戦します。
対象顧客この自動販売機は、利用者だけでなく自然や生きものにも貢献します。女性や子どもなど、飲みきれずに小さなペットボトルを選ぶ人、毎回同じ味を選んでしまう人にも寄り添います。ドリンクバー式自動販売機なら、一口だけ注ぐこともでき、自分のペースで楽しめます。その場で冷たい・温かい飲み物を気軽に選びながらも、『環境に負荷をかける行為』を『環境にやさしい行為』へと変えるきっかけになります。
優れた点ドリンクバー式自動販売機は、従来のペットボトル式自動販売機と比べて、 ・マイボトルで飲める ・飲みたい分だけ注げる ・新しい味を少量だけ試せる という利点があります。 これまでの自動販売機では、プラスチックごみが出てしまうことや、飲み残しが発生すること、新しい商品に挑戦しづらいという課題がありました。本機はそうした悩みに寄り添い、より柔軟な利用を可能にします。 たとえば、子どもが少しだけジュースを飲みたい時、好きなドリンクを混ぜてカスタムしたい時、初めての味を試してみたい時など、500mlを買うよりも低コストで、飲み残しを減らすことができます。 さらに企業にとっても、容器代を削減できるという大きな利点があります。削減した費用を利益や新たな開発に活用できるため、経済的な面でもメリットがあります。 環境にも、利用者にも、企業にもやさしい。 それが、私たちが提案する“ドリンクバー式自動販売機”です。
広報戦略まずは屋内への設置から始めます。屋内は外の自動販売機よりも人の目に留まりやすく、利用者に時間の余裕があるため、商品説明やマイボトル販売との連動がしやすいからです。 大型ショッピングモールや学校に導入することで、多くの人に“新しい自動販売機”としての存在を知ってもらいます。 また、販売するマイボトルの売上の一部を海洋保全に寄付します。海をイメージしたデザインにすることで、使用者同士に「募金した仲間」という一体感を生み出します。これがSNSなどで自然な広がりを生み、共感の輪を広げる狙いです。 こうした取り組みを通じて、単なる“便利な自販機”ではなく、“環境意識を共有する新しい文化”として広く認知されることを目指します。
提供(販売)方法まずは屋内施設、学校、公園など、人が集まってゆっくりできる場所に設置します。 本商品は、利用者がマイボトルを持っていないと使えない仕組みのため、同時にマイボトルや有料紙カップの販売も行います。マイボトルや紙カップには海をイメージしたデザインを採用し、環境保全への意識を自然に喚起します。 販売で得た収益の一部は海洋環境保全団体への寄付とし、購入がそのまま社会貢献につながる仕組みをつくります。これにより、利用者が「環境にやさしい行動をした」という実感を得られるようにします。 また、マイボトル購入者にはQRコード付きタグを配布し、環境活動の情報発信や参加促進を行う予定です。 このように、製品の販売だけでなく、行動の輪として広がっていく仕組みを目指します。

所属団体

名古屋市立西陵高等学校 3年
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